学びを今後の仕事の糧に - 柔道整復師近畿学術大会奈良大会
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日本柔道整復師会(長尾惇彦会長)の第46回近畿学術大会奈良大会(同大会実行委員会主管、奈良新聞社など後援)が29日、橿原市大久保町の県社会福祉総合センターで開かれ、特別講演や、大阪を除く近畿1府4県の会員による臨床経験に基づく発表などがあった。対面とオンラインとの併用で行われ関係者約450人が参加した。
あいさつした長尾会長は「特別講演などは、どのように現場に生かすのかを考えながら聞いてほしい」。同実行委員会の川口貴弘実行委員長も「今後の仕事の糧にしてもらえれば」とそれぞれ述べた。
同講演では安東範明・県医師会会長が「新型コロナウイルスに立ち向かう―県医師会3年半の闘い―」と題して話した。この後の会員発表では11の演題が披露された。和歌山県と大阪府の専門学校生による2つの演題の発表もあった。
会場ではまた、功労者表彰などのほか、ワークショップもあり、参加者は技術も学んだ。