やまとまほろばRCが済生会中和病院に車いす10台寄贈
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奈良県桜井市を中心に奉仕活動を行うやまとまほろばロータリークラブ(RC)は26日、同市阿部の済生会中和病院に車いす10台を寄贈した。同クラブの社会奉仕活動の一環。車いすの寄贈は2015年に始まり今回で計43台になった。主に院内での移動に活用されている。
同病院で寄贈式があり、吉田明史会長が中島祥介院長に目録を手渡した。小椋十四彦社会奉仕委員長(60)によると、車いすの寄贈の継続は、同RCの設立直後に同病院の地域貢献活動「健康フェア」を知り、地域奉仕を一緒にしたいと申し出たことがきっかけという。
吉田会長は「やまとまほろばRCは設立10周年を迎えたので、その節目に10台を寄贈します」とあいさつ。中島院長は「9年連続で寄贈いただき大変ありがたい。軽くて扱いやすく機動性に優れているので患者はとても喜んでいる」と謝辞を述べ、吉田会長に感謝状を手渡した。