社会

大麻使用で「次第に別の薬物、傷害事件」「行動おかしく、もの忘れも」 - 奈良少年院の在院者「生の声」

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県警職員のインタビューに応じる元大麻使用者の男性=奈良市秋篠町の奈良少年院

興味本位の「初めての1回」危険性訴え

 

 「ゲートウェイドラッグ」と呼ばれ、時には若者の未来を奪う大麻。所持や栽培による検挙数は年々増加し、近年では小中学生にまでその魔の手は伸びている。県警少年課によると、2021年に全国で大麻取締法違反により検挙された20歳未満の少年は955人。前年と比較すると102人増え、8年連続で増加している。SNS(交流サイト)などを通じて気軽に入手可能となり、興味本位で安易に手を出すケースが多いという。その「初めての1回」の危険性を未来ある若者に伝えるべく、大麻取締法違反などで奈良少年院(奈良市秋篠町)に在院している元大麻使用者の生の声を紹介する。

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