塊根植物の魅力知って 10月7、8日に奈良で展示・即売の初イベント サボテン類や雑貨も
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太く膨らんだ茎や根が特徴の塊根植物の展示・即売イベント「狂植祭」が、奈良市三条町のコワーキングスペース「YAMATO BASE(ヤマト・ベース)」で7、8日に開催される。
主催するのは、奈良県王寺町の自宅で塊根植物を育てる冨田洋子さん(29)。同じ多肉植物のサボテンを育て始めたのがきっかけで2年前から趣味で集めるようになり、現在は15株ほどを育てているという。
塊根植物は、近年マニアの間で話題となり、コロナ禍に家で植物を育てる人が増えたためブームになっている。マダガスカルなどから根を切って眠ったような状態で輸入し、購入したら薬剤を塗って土に植えるか、薬剤の水に付けると発根し花をつけたりもするという。水やりは週に一度でよく育てやすいのが特徴。
イベントでは塊根植物をはじめ、サボテン類や世界の珍しい植物、デザイン鉢のほか、アンティーク雑貨やアクセサリーなどを約10店舗が参加して展示販売する。
冨田さんは「奈良では初めてのイベントになると思う。ゆっくり成長する塊根植物を育てることはとても楽しい。ぜひ見に来ていただけたら」と話す。
入場無料。イベント開催時間は午前10時〜午後5時まで。YAMATO BASEの問い合わせは、電話070(8560)8509。