生駒市会、10月2日まで会期延長 13議案を原案可決
奈良県生駒市議会の9月定例会は26日、再開し、同日閉会予定だった会期を10月2日まで延長した。
2023年度一般会計補正予算案について、小中学校や保育所の食材費の高騰分を市が負担する給食材料費などを、「こども未来基金」から取り崩す市の財源措置に対し、議会から「基金ではなく一般財源から捻出すべき」との意見があり、15日の予算委員会で塩見牧子氏(無会派)が提出した修正案が可決されていた。
これを受け、小紫雅史市長が21日、吉村善明議長に一般会計予算案について撤回を申し出、26日の本会議で議案の撤回が承認された後、あらためて市長から新しい議案が再提出された。同議案は28日の予算委で採決され、最終日の本会議で採決される。26日の本会議では本年度一般会計補正予算案を除く決算議案など13議案をすべて原案可決した。