奈良で食や音楽 野外で満喫 物販やライブなど盛況

「食・音楽・カルチャー・自然」をテーマにした野外マーケット「KITRA MARKET(キトラ・マーケット)」(KITRA実行委員会)が23、24の2日間、奈良市雑司町の奈良公園春日野園地で開かれた。
装飾などブランド・プロデュースの「ヴィンテージガーデン」(平島由美子代表)と橿原市のベンチャー企業「Hinome」が共催し、会場には県内外から出店した飲食・物販のテントやキッチンカーなど約30店舗が参加した。呼び物の音楽イベントは特設会場で行われ、「ベリーグッドマン」「KENNY」「SPARKY」など計7組が登場。野外マーケットは今月9、10日も奈良公園の浮雲園地で奈良市立一条高校や県立高円芸術高校の吹奏楽部が出演して開催している。
実行委員会のチョン・ケファさんは「奈良の魅力を一気に味わえる、食や音楽などをコンテンツにしたイベント。今後も県内のさまざまな場所でこうしたイベントが開けたら」。平島さんは「今回の取り組みを第1弾として、次はさらに実行委員会を組織立てて、1万人規模のイベントとして定着していけたら」などと抱負を語った。