奈良女子大で中村建設社長が講義 「コミュニケーションが大切」
中村建設(奈良市三条大路1丁目)の中村光良社長が20日、奈良市北魚屋西町の奈良女子大学工学部で、「建設業におけるプロジェクトマネジメント(PM)」をテーマに講義を行った。同部の学生約20人が参加した。
PMを研究する駒谷昇一教授の招きで実現。13日に続く2回目で、中村社長は「もしあなたがマネジメントする側に立ったら」と仮定して講義。周囲とのコミュニケーションやチームメンバーの特性の見極め、それぞれの強みを引き出す大切さについて、建設現場の事例を基に話した。
参加した学生は「仕事の成功がコミュニケーションで決まることは新たな発見だった」と感想を述べ、中村社長は「プロジェクトの成否の7割はコミュニケーションで決まる」と強調した。