「観音様の風」が鳴る 涼やか長谷寺登廊、風鈴に願い事 - 奈良県桜井市、奈良クラブも必勝祈願
7月23日は二十四節気の「大暑」
あす23日は二十四節気の一つ「大暑」。奈良は梅雨も明け、1年で最も暑い時期を迎える。気象庁の予報でも厳しい暑さに注意を呼びかけている。今年の夏は体に堪(こた)えるような酷暑の日が続きそうだ。
そんな中、観音さまの恵みの風を受け、こだまする風鈴の音色が心地よい涼を届けようと長谷寺(奈良県桜井市初瀬)では登廊に数多くの風鈴を吊るし、参拝客を迎えている。魔をはらう縁起物として古くから親しまれ、短冊に願い事を書き奉納できる。
その一角にプロサッカーリーグに所属する奈良クラブのオリジナル風鈴が吊るされている。18日には可児壮隆、嫁阪翔太両選手らが訪れ、必勝を祈願。きょう22日、ホームのロートフィールド奈良(奈良市)でカターレ富山と対戦する。