「吉野の環境守って」 ボトルワールドOK、桜保護へ奈良県に寄付金

吉野山の桜の保護に役立ててもらおうと、酒類販売のボトルワールドOK(奈良本店・奈良市東九条町)が19日、奈良県に10万円を寄付した。
同社を傘下に持つ桶谷ホールディングスの桶谷晃弘社長が、ボトルワールドOKの植鉢文人専務取締役、祐田邦彦営業企画部課長とともに県庁を訪れ、野田純一県水循環・森林・景観環境部長に目録を手渡した=写真。
桶谷社長は吉野町の出身で、「吉野の素晴らしい環境を守る一助になれば」と説明。野田部長は「千数百年にわたり守り育てられてきた吉野の桜を後世に引き継ぐことが大切。いただいた善意は植栽や獣害防止に役立てたい」と答えた。