社会

疾患の早期発見・治療へ新指針 日本肝臓学会「ALT30超なら受診を」

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肝臓疾患の早期発見、治療に向けた「奈良宣言2023」を発表する吉治会長、竹原理事長、持田副理事長(左から)=15日、奈良市三条大路1のJWマリオット・ホテル奈良

 日本肝臓学会(竹原徹郎理事長)の第65回総会が15日、奈良市三条大路1丁目の県コンベンションセンターで開かれ、肝臓疾患の早期発見、治療につなげるための新たな指標として「ALTオーバー30」を前面に打ち出した「奈良宣言2023」を発表した。同学会が一般医療者や国民に向けて発信する初の宣言。健康診断の血液検査で広く採用されているALTにポイントを絞り、「同数値が30超なら受診を」と分かりやすいフレーズで健康への取り組みを訴求する。

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