政治
奈良市新斎苑巡る訴訟で山下知事、地裁和解案は「問題」 - 仲川市長は反論の構え
奈良県の山下真知事は8日の就任会見で、奈良市の新火葬場「市斎苑『旅立ちの杜(もり)』」の用地取得を巡る住民訴訟の判決確定を受けた市の損害賠償請求訴訟に関し、奈良地裁が仲川元庸市長と元地権者にそれぞれ3000万円ずつの支払いを求める「和解案」を示したことについて、「大阪高裁の確定判決を否定するかのような和解案が奈良地裁から出てくること自体、問題だ」と疑問を呈した。
奈良県の山下真知事は8日の就任会見で、奈良市の新火葬場「市斎苑『旅立ちの杜(もり)』」の用地取得を巡る住民訴訟の判決確定を受けた市の損害賠償請求訴訟に関し、奈良地裁が仲川元庸市長と元地権者にそれぞれ3000万円ずつの支払いを求める「和解案」を示したことについて、「大阪高裁の確定判決を否定するかのような和解案が奈良地裁から出てくること自体、問題だ」と疑問を呈した。