奈良文化幼稚園で入園式
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奈良県葛城市疋田の奈良文化幼稚園(角田道代園長)で10日、入園式が行われ、年少児47人、年中児3人が同園の門をくぐった。
同園リズム室で行われた式に在園児は参列せず、家族も1人に限定した。開式まで不安そうな表情を浮かべていた新入園児らは、担任の先生から名前を呼ばれると緊張の面持ちで手を挙げて返事。しかし、角田園長が一人一人に笑顔とジェスチャーで応えると、式場には一気に和んだ空気が流れた。
角田園長は式辞で「幼稚園の制服を着て座っているみんなはぴかぴか光っています。明日から『行ってきまーす』とごあいさつして来てくださいね。幼稚園でいっぱい遊びましょう。いろんなことをみんなと一緒にできると思うと、わくわくうれしくなってきます」と新入園児らを歓迎。
また、同園を運営する学校法人奈良学園の伊瀨敏史理事長も、自然保育や玄米給食など同園の特徴に触れ、「いろんなことを学び、たくましく育ってください」と呼びかけた。
職員紹介では教職員が歌や踊り、マジックなどを盛り込んで園児らを引き付け、式場いっぱいに拍手と笑い声が響いた。
今年から認定こども園となった同園では、これに先立って1日に保育課程の0〜2歳児18人が入園している。