奈良県建設業協会(山上雄平会長)は6日、奈良市三条本町のホテル日航奈良で、県出身で首相補佐官の森昌文氏を招いた講演会を開いた。

　森氏は「地域建設業の今後の方向性」をテーマに講演。「これからも変わらないトレンドがカーボンニュートラルと少子高齢化。建設業もこのテーマから逃れられない」とし、気候変動による災害激甚化や持続的な労働力の確保が建設業の経営に大きな影響を与えると話した。

　講演会は森氏と親交のある山上会長の要請で実現。国土交通省近畿地方整備局や県県土マネジメント部の幹部職員も参加した。