「県政を変える」奈良県知事選で尾口氏が事務所開き

任期満了に伴う奈良県知事選(23日告示、4月9日投開票)に出馬を表明した大和郡山市議の無所属新人、尾口五三氏(72)=共産党推薦=の選挙事務所開きが12日、事務所(奈良市大森西町)近くのJR奈良駅東口広場であり、関係者約100人が出席。共産党の山村幸穂、今井光子両県議らが尾口氏を激励し気勢を上げた。
市民団体「憲法をくらしに生かすあったか県政の会」(代表、松本俊一・県労働組合連合会議長)が主催。松本代表は「庶民の代表で、庶民しか分からない最高の候補」と尾口氏を紹介した。
尾口氏は大和郡山市議3期12年で実現した政策などを強調。リニア関連プロジェクトを中止して、その財源で県民の暮らしを支援する「大型開発優先ストップ」などを重点政策として掲げ、「教育や福祉の奈良県にしたい。県政を変えるためにみなさんの力をいただきたい」と支援を求めた。