奈良県内の建設業者・団体、一堂に 2月25日に「就職フェア」初開催 ドローン操縦や重機VR体験も
奈良県は25日、奈良市三条本町のホテル日航奈良で、「建設業就職フェア」を開く。県内の建設業者・団体がブースを出展し、担当者から求人内容などを聞くことができる。セミナーやドローンの操縦体験もある。予約不要(セミナーは事前登録制)、参加無料。
建設業界で高齢化が進み、人手不足が重要な課題となっていることから、初めて開催。県の建設業に興味がある人や就職・再就職を考える人らが対象。
午前9時〜午後4時10分開場。企業・団体ブースには、建設業者や県技術職のブースが計17ブース出展し、担当者と直接交流できる。
「建設産業について知るためのオープンセミナー」では、県内建設業者の人事担当による「面接で重視するポイント講座」(午前9時50分〜同10時30分、午後2時40分〜同3時20分)や、県内建設業者の若手職員によるパネルディスカッション(午後1時〜同40分)などがある。事前登録制だが、定員に空きがあれば当日参加もできる。
建設業をより身近に感じてもらうために、ドローンの操縦体験やVR(ヴァーチャル・リアリティー)による重機の操作体験もある。
県建設産業振興係は「参加企業・団体で働く魅力や求人の内容を知ってもらい、建設業への就労につなげたい」としている。
詳細やセミナーの事前登録は、県ホームページ(https://www.pref.nara.jp/module/122007.htm#moduleid122007)から。問い合わせは県建設産業振興係、電話0742(27)5429。