奈良市高畑町の奈良ホテル(原田隆太社長)は、エシカル消費体験イベント「Naraフレンチとサステナブルワイン」を、18日午後6時から同ホテル宴会場で開く。

フルコースの食材は奈良県産にこだわり

ワインは国内外三つのワイナリーを選択

　人や社会、地球環境、地域に考慮してつくられたものを選んで消費するエシカル消費や、どういった取り組みがSDGs(持続可能な開発目標)につながるかを、フレンチディナーとサステナブルワインを味わい知ってもらう初めての催し。

　フルコースの食材は県産にこだわり、運搬に関係する環境負荷のフードマイレージを軽減。奈良の風土で育った食材をアレンジした内容で、ヤマトポークのパテアンクルート▽奈良の野菜のスープ▽大和肉鶏のコンフィ▽大和牛のローストビーフ▽県産イチゴのデザート―などのメニューとなっている。

　またワインは、自然環境や人々の生活を可能な限り保全する循環農業、社会貢献活動を実践する国内外の三つのワイナリーを選択。今回の料理に合う3種のサステナブルワインを提供する。

　同ホテルは「さまざまな形でSDGsに取り組んでいるが、今回は『つくる責任、つかう責任』に貢献するもの。地産地消によるフレンチを堪能していただきたい」と話す。

　料金は1万5千円(税・サービス料込み)。予約、問い合わせは同ホテル宴会セールス課、電話0742(24)3033。同ホテルホームページでも予約、内容の確認ができる。