奈良県職員採用試験 「1種試験」の対象拡大 幅広い人材確保へ
奈良県人事委員会事務局は6日、2023年度県職員採用試験の年間実施計画を発表した。県では土木や建築など専門職の人手不足が顕著で、事務職も受験者が減少傾向となっており、同委員会は多様な人材を確保するため従来より受けやすい試験への見直しを実施。前年度から導入した「1種試験(技術系チャレンジ型)」の対象に設備分野を加えるほか、行政分野でも口述試験の評価を重視する「1種試験(行政アピール型)」を新設。より幅広い人材の確保を目指す。 同事務局によると、従来の1種試験(行政A)は17年度に5.1倍だった競争率が21年度は2.4倍まで低下。さらに技術系専門職の人材不足は著しく、募集定員割れの状態となっており、21年度の土木職は43人の採用を目指したものの受験者は17人にとどまった。
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