奈良県域水道一体化、26市町村参加し基本協定 - 2025年4月に事業統合、法定協議会を設置へ

奈良県と26市町村でつくる「県広域水道企業団設立準備協議会」(会長・荒井正吾知事)が1日、奈良市三条本町のホテル日航奈良で開かれた。県と奈良広域水質検査センター組合を含む28団体が参加し、2025年4月の事業統合に向け、基本協定を結んだ。18年8月の同協議会発足から約1年半。紆余(うよ)曲折を経て、参加団体の枠組みが固まった。参加自治体は3月議会に法定協議会設置の議案を提出し、議決を得られれば、4月に法定協議会を立ち上げ、詰めの議論を進める。