交通安全これからも 桜井自動車教習所と王寺町交通安全母の会を表彰
2022年度の交通安全奈良県民運動優秀活動団体表彰式
奈良県交通対策協議会(会長・荒井正吾知事)による2022年度交通安全県民運動優秀活動団体表彰式がこのほど、県庁で行われた。同表彰は22年春・夏の交通安全県民運動で優れた活動に取り組み、成果を挙げた団体が対象で、桜井自動車教習所(桜井市・杉垣新平代表取締役)と王寺町交通安全母の会(藤岡広子会長)が表彰を受けた。
桜井自動車教習所は、自動車教習業務とともに児童生徒らを対象にした交通安全教室を開くなど、安全で安心な地域づくりを積極的に推進。今年の運動期間中も各種催しに参加、教習業務の指導ノウハウを生かした啓発活動を進めた。
王寺町交通安全母の会は会員一人一人の取り組みや相互協力で交通安全教育の推進、通園通学路の安全確保などに尽力。春の交通安全運動では王寺町交通安全シンボル像への献花も行った。
表彰式では松田浩之危機管理監が、桜井自動車教習所の奥原義幸安全教育課係長、王寺町交通安全母の会の藤岡会長、石川千恵子副会長に表彰状を手渡した。
松田危機管理監は「全国で、子どもたちが犠牲になる悲惨な事故が近年も後を絶たない」と話し、安全な地域づくりに向けた取り組み継続に期待。奥原さんは「地域の交通安全センターとしての役割をしっかり果たしていきたい」、藤岡さんも「交通安全は家庭からをモットーに、今後も活動を進めたい」と意欲を示した。