政治

太陽光施設には反対 須藤啓二候補(71)=無新= - 平群町長選

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「希望が持てる前向きな行政を」と話す須藤候補=15日午前10時ごろ、平群町緑ケ丘2の事務所前

 15日、告示された奈良県平群町長選は、4年の成果をアピールする現職の西脇候補と、大型太陽光発電施設(メガソーラー)建設計画の反対を軸に行政の転換を訴える新人の須藤候補の一騎打ちに。のどかな山あいの町に、町の未来を描く両候補の舌戦が響く選挙戦が始まった。

 

 須藤陣営の出発式は午前9時30分から、同町緑ケ丘2丁目の「オールへぐり・人と緑の会」の事務所前で開かれ、住民団体などの関係者ら約130人が応援に駆けつけた。

 

 選挙の最大の争点は、町内で計画されているメガソーラーを巡る問題。建設差し止めを求める訴訟を起こし、住民運動を展開する須藤候補は「町長が何をするかだ。住民の力で現在工事を止めている。住民のために業者が諦めるまで闘っていきたい」と決意を述べた。

 

 財政上の問題から町が廃止方向で協議中の町営ウォーターパークは「補修に5億4千万円もかからない。(存続させるという)意志をはっきりさせ、来年の夏は孫をプールに連れていきましょう」と呼びかけた。また「若い世代が夢を持てるような町にしたい」と支持を訴えた。

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