奈良市三条大路1丁目のJWマリオット・ホテル奈良で11日、クリスマスツリーの点灯式があった。点灯は12月25日まで。今回はツリーを使って、県内の児童養護施設の子どもにクリスマスプレゼントを贈るチャリティー企画も実施する。

　「ラブ・オブ・クリスマス」がテーマ。高さ約4メートルのツリーを、同ホテルのブランドカラーでもあるピンク色の飾りで彩った。

　飾りの中には、事情があり、家庭での生活が難しい子どもたちが暮らす「愛染寮」(生駒市)の子ども42人が書いたハート型のカードも設置。ぬいぐるみやポケモンカードなど、子どもたちがほしいクリスマス・プレゼントが書かれており、来館者が購入代金として2500円を寄付すると、同ホテルが代わりに購入し、プレゼントを届ける。寄付は12月23日まで受け付ける。

　クリストファー・クラーク総支配人は「クリスマスを大切な人と一緒に過ごせるよう願いを込めた。愛染寮の子どもたちにもプレゼントを届けたい」と思いを語った。