奈良県産の柿をPR - 荒井正吾知事らが野村農水相と懇談

奈良県産柿のPRを目的に、荒井正吾知事と産地の太田好紀五條市長、田中直樹JAならけん西吉野柿部会長らが9日、東京都千代田区の農林水産省を訪れ、野村哲郎農水相と懇談した。
田中部会長は「生産者が精魂込めて作りました」と述べて野村農水相に同市産富有柿を贈呈。柿を食べた野村農水相は「シャキシャキの食感ながら甘く、とてもおいしい」と笑顔で応じた。
出荷最盛期を迎えた同市産の富有柿は今年、台風被害も少なく、昨年の出荷量を上回る見込み。平年より大玉の傾向にあり、12月初旬まで出荷される。田中部会長は「大臣に奈良の柿を知ってもらうことで生産者の励みになる。今後も続けていきたい」。