社会
かわいいシカの手焼きせんべい 奈良の「畠山製菓」が新商品
1933(昭和8)年ごろの創業と伝わり、親子3代で店を守る奈良市法蓮町の畠山製菓が、箱入りのせんべいの新商品「鹿さんぽ」を発売した。
保存料や着色料を使用しない昔ながらの手焼きせんべいに、シカをデザインした焼印を押したもの。ピーナッツと空豆、黒豆の3種類の味があり、それぞれ箱を包む紙にもかわいいシカの絵柄がデザインされている。シカの絵柄や焼印などは、若手デザイナーの協力でできた。
せんべいは18枚入りで、同店での価格は1080円(税込み)。現在、販売店舗を増やす努力をしているという。
同店3代目の畠山幸仁さんは「奈良らしいお菓子をやっと形にできました。和食離れした若者に本物の味を」と話している。