まるで“チョウ”の舞 元興寺でハギ見ごろ

きょう9月23日は秋分
きょう23日は二十四節気の一つ「秋分」。昼と夜の長さがほぼ同じになり、この日を境に日の出が遅く、日の入りが早くなる。彼岸の中日にあたり「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、青空が広がり、しだいに秋が深まる。ただ、きょうからの3連休は熱帯性低気圧の影響で大雨の恐れがある。
この時期、可憐な花が咲くハギ。世界文化遺産「古都奈良の文化財」の元興寺(奈良市中院町)で見ごろを迎えている。国宝の極楽坊本堂を包み込むかのように、背丈ほどに伸びた株が密集。目を凝らすとチョウが羽を開いたような形の多数の花が美を競う。今月いっぱい楽しめそう。
詳しくは同寺、電話0742(23)1377。
