政治
五條市長の北海道往復は「公務出張」 - 公用車使用問題
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奈良県五條市の太田好紀市長が11、12日に1泊2日の日程で北海道新十津川町を訪れたことについて、市長公室は、14日、公務だったという見解を示した。
一部報道で、市内から伊丹空港までの往復に公用車を使ったが、随行の市職員はおらず、交通費や宿泊費を実費で支払っていて私的な要件と疑われた。
市長公室によると、11日夜に新十津川町内で行われた県内若手経営者が集まる懇談会に、新十津川町長からの招へいを受けて出席。翌12日午前は新十津川町役場で町長ら特別職と意見交換し、午後5時ごろには市内に戻った。同市は来月、新十津川町と連携協定を結ぼうとしている。
市長公室によると、随行なしの公務出張は「たまにある」、旅費はいったん市長が支払いをたてかえ、領収証と引き換えに後日公費を支払う仕組みだという。