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桜井の「なら食と農の大学校」セミナーハウスが完成 研修や宿泊に対応

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完成したNAFIC付属セミナーハウス=26日、桜井市高家

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 奈良県が桜井市高家に建設していた「なら食と農の魅力創造国際大学校」(NAFIC)の付属セミナーハウスが完成し、26日、関係者に公開された。9月3日にグランドオープンする。研修室や宿泊施設などを備えた施設で「食と農の振興」「中南部・東部地域の魅力」の発信拠点として活用する。

 

 同校は高い技術と経営力を持った「農の担い手」と農の知識を持った「食の担い手」を育成する専修学校で2016年に開校した。 セミナーハウスは県外の学生らに下宿先を提供するとともに、一般向けの宿泊施設やカフェもあり、県中南部東部の入り口として観光利用を目指す。

 

 施設は鉄骨造り2階建て(一部3階建て)で、敷地面積は1万1600平方メートル、延床面積は約2900平方メートル。3室ある研修室はつなげれば最大150人が利用できる。客室はデラックスツイン10室(定員3人、1部屋1万3300円~)、ツイン10室(同2人、同7800円~)、シングルルーム(3000円~)は学生利用に空きがある場合に客室を提供する。

 

 併設のカフェ(9月1日先行オープン)は県産食材を使ったハンバーグやスープカレーなどが味わえ、テラス席はバーベキューも楽しめる。営業時間は午前11時~午後3時。夜は予約制。内覧会には県議や地元桜井市の関係者ら約60人が出席。荒井正吾知事は「大和盆地の見どころが一望できる立地で研修や観光の拠点として利用してほしい」と話している。

 

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