生駒が香芝破り初優勝 - サッカー全国高校総体奈良県予選

サッカーの全国高校総体奈良県予選の決勝戦が5日、葛城市の新庄第一健民グラウンドであり、生駒が4―0で香芝を破り初優勝。全国への切符を手にした。
どちらが勝利しても初優勝という顔合わせとなった決勝戦。準決勝で奈良育英を破った生駒は幾度となく決定機をつくる香芝の攻撃をしのぎ、前半終了間際の33分にPKを獲得した本田が冷静にこれを決めて先制した。
後半に入ると、43分に本田のスルーパスを木之下が決め2点目。さらにサイド突破から竹中が決めて3点、中央からの崩しで再び木之下が得点し、計4点を奪った。
試合を終え、生駒の佐藤航主将は「県内でも強い相手との厳しい戦いが続いたが、その中で良い戦いができるチームに仕上がっていった。まだまだ未完成なところもあるので、しっかり練習に励んでいきたい」と全国を見据えた。
優勝した生駒=葛城市の新庄第一健民グラウンド
歓喜する生駒の選手たち=葛城市の新庄第一健民グラウンド