歴史文化

硬貨預け入れ手数料有料化 「お賽銭」にも影響

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硬貨取り扱い有料化の影響を受ける社寺でのお賽銭

対応追われる奈良県内の社寺、入金回数工夫も

 

 硬貨預け入れの手数料を有料化する金融機関が増えるなか、「お賽(さい)銭」として硬貨を扱う神社や寺院では対応に追われている。金融機関に硬貨を預けようとすると、手数料の方が高くなるケースもあるからだ。これまで硬貨の預け入れが無料だったゆうちょ銀行も今年初めに有料化。県内の神社の対応や新しい試みについて取材した。(文化担当・伊藤波子)

 

 

 ▷ゆうちょ銀も有料化

 

 ゆうちょ銀行は1月17日から、ATM(現金自動預払機)では、25枚まで110円、50枚まで220円、100枚まで330円の手数料が発生。窓口では、硬貨50枚までの預け入れは無料だが51~100枚は550円、101~500枚は825円、501~1000円は1100円、それ以上は500枚ごとに550円がプラスされる。硬貨の処理に時間を取られてしまい、他のサービスを現状維持していくことが難しくなったために有料化に踏み切ったという。

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