歴史文化

奈良市が「ジャパン・ナショナル・オーケストラ」と「魅力発信パートナー」宣言

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奈良市の「魅力発信パートナー」宣言式に出席した(右から)JNOの岡本誠司さん、川島昭彦会長、反田恭平社長、奈良市の仲川元庸市長、JNOの水野優也さん=4日、奈良市三条宮前町のなら100年会館中ホール

ふるさと納税を活用、JNOの活動を支援

 

 奈良市は4日、ピアニストの反田恭平さんが創設したプロオーケストラで市内に活動拠点を置く「ジャパン・ナショナル・オーケストラ(JNO)」と、「魅力発信パートナー」宣言を行った。今後、市はふるさと納税制度を活用してJNOの活動を支援。JNOは市内で演奏会を開いたり市立学校などでアウトリーチ活動を行い、音楽を通じた市の観光振興や地域活性化、市の魅力発信に協力する。

 

 JNOは、昨年10月のショパン国際ピアノコンクールで2位に入賞した反田さんが、同世代の実力ある演奏家たちを集めて立ち上げた管弦楽団。反田さんは昨年5月、県内で創業した世界的工作機械メーカー、DMG森精機の支援を受けて楽団を株式会社化し、奈良市に登記。自ら社長に就いた。

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