聖林寺・本尊十一面観音立像の出展記念で特別純米酒 西内酒造が製造
聖林寺(桜井市下)の本尊・十一面観音立像の奈良国立博物館などへの出展を記念した特別純米酒「聖人」が26日、同寺檀家で近くの西内酒造から発売された。同寺観音堂改修事業や奈良国立博物館での展示会の周知も兼ねて、十一面観音立像の写真をラベルやパッケージに使用。昨夏ごろに桜井市商工会から発案があり、同寺の倉本明佳住職と相談して製造が実現した。
聖人は県唯一の酒造好適米「露葉風(つゆばかぜ)」と、名水とされる多武峰山系の井戸水を使用し酵母菌の温度管理をしながら丁寧に作られた純米酒。癖のない穏やかでさわやかな味で柔らかな香り。料理にもよくあい、冷酒やぬる燗(かん)が適しているとのこと。
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