リニア工事土砂を広域防災拠点に利用 荒井・奈良県知事構想
鉄道輸送を検討
荒井正吾知事は8日までに、リニア中央新幹線の県内トンネル工事などで発生する土砂約700万立方メートルをJR線を利用して鉄道輸送し、五條市内に建設予定の県大規模広域防災拠点の整備に利用する構想を明らかにした。土砂の再利用だけでなく、環境への配慮や脱炭素への貢献も目的。国やJR東海側に伝えており、今後、具体的な検討を進める。
東京―大阪間を結ぶリニア中央新幹線は、名古屋から三重県亀山市や「奈良市付近」の中間駅を結び、大阪市内に入る見通し。全線開業は令和19(2037)年を目指している。「奈良市付近」の中間駅は確定していないが、奈良、生駒、大和郡山の3市が中間駅誘致を目指している。
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