現職は進退明かさず - 大淀町
こども園建設など懸案
任期満了(11月20日)に伴う大淀町長選挙はこれまでのところ、目立った動きはない。平成30年度決算で100%を超えた同町の経常収支比率は令和2年度に92・5%まで改善したが、基金は減少しており、引き続き財政健全化を推進している。
町立大淀病院跡地でのこども園建設計画や老朽化した町中央公民館の閉館と町文化会館への機能集約などが懸案。3期目の現職、岡下守正氏(77)=無所属=は進退を明らかにしておらず、議会でも「残された時間で精いっぱい職務を全うする」と答えるにとどまっている。