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SF映画やアニメのように「空飛ぶ車」に…

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 SF映画やアニメのように「空飛ぶ車」に乗れないのか。落胆した人は多いはず。2025年大阪・関西万博で、目玉事業として期待された空飛ぶ車の商業運航が見送られるようだ。

 

 安全性を証明するための各国航空当局の許認可取得が難航しているため。会場周辺を周遊するデモ飛行となるという。

 

 1970大阪万博は米国館の「月の石」展示が呼び物だった。ピーク時の待ち時間は実に5時間以上。黒っぽい小さな石に宇宙の神秘を垣間見た気がした。

 

 空飛ぶ車に乗るためには6時間待ちか。いや、今の時代ならネットで抽選かも知れないと覚悟していたのだが残念である。が、安全性が第一になるのは当然だから仕方がない。

 

 一番人気が予想された空飛ぶ車に乗れないならば、今度の万博は何が「売り」になるのか。世界最大の木造建築物になる大屋根「リング」は総建築費344億円と巨額なことから前評判が今一つ。

 

 このままでは来場者数が懸念される。開幕まで残された時間はわずかだが、空飛ぶ車に代わるセールスポイントを見つける必要があるだろう。(栄)

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