高校野球は準々決勝が一番面白いといわれ…
高校野球は準々決勝が一番面白いといわれるが、好ゲームが展開されて4強が決まった。明日は準決勝、そして23日には決勝が行われる。
県代表の智弁学園は3回戦で涙をのみ、8強進出はならなかった。それでも粘りのある智弁らしさをみせてくれ、県民に勇気と感動を与えてくれた。
全国のレベルも拮抗(きっこう)し、古豪がひしめくなかで、どのチームにも優勝の可能性がある今年の大会だ。それだけに、ひそかに智弁学園に期待もした。
五條支局担当の記者時代には、何度も甲子園に連れていってもらった。勝ち進むごとに、選手一人ひとりの顔つきも、少年から大人になっていくのを見た。
高校野球がなぜこれほど愛されるのかは、失ってしまった一途(いちず)さをそこに見るからだろう。誰にもあった青春の日の姿を思い出させる。大人たちが忘れた汗と涙を。
勝負の世界は厳しい。負ければそれで終わり。何だか選挙のようだが、岸田内閣の支持率が続落しているなかで、簡単に解散総選挙とはいかないだろうが、立候補予定者の汗を流す姿が目につく。(治)