国原譜

大流行の気配は薄らいできたものの、県内…

 大流行の気配は薄らいできたものの、県内ではまだ警報レベルのインフルエンザ。警戒を怠らず、すっきりと春を迎えたいものだ。

 梅の名所、奈良市月ケ瀬の見頃はまだだが、わが家の白梅は7分咲きほど。20年ほど前に月ケ瀬で購入した小さな鉢植えの梅が毎年、目を楽しませて春の訪れを告げる。

 季節が少しずつきちんと移っていく中で、今年の春に異なった彩りを添えるのが選挙だ。統一地方選では県内で、知事選や県議選などがあり、戦いは既に繰り広げられている。

 県の新年度当初予算案が発表され、県内の各市町村でも相次ぐ。選挙があると「骨格予算」ということになって、予算の性格・力点などの焦点は少しぼやける。

 荒井正吾知事は先日、予算案について「県政発展・継続予算」と名付けた。19日から始まる県議会で、各議員はこれをどう評価するか。荒井県政・3期12年の総合評価も聞きたい。

 統一地方選と参院選が同じ年に行われる12年に一度の選挙イヤー。新年度予算案や財政、施策をしっかり見て、まずは統一地方選。そして参院選を見据えて国政の方も注目を。(北)

 

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