地域別男女の格差

国原譜

昨年の今頃は、10月10日に迫る衆院選…

 昨年の今頃は、10月10日に迫る衆院選公示を控えてばたばたしていた。固まらない「戦いの構図」の最大原因は旧民進党勢力の再編騒動だった。

 あれから1年。自民、公明両党中心の与党との対抗軸の柱と期待された「希望の党」はどうなった。そして来年の統一地方選や参院選を見据えた野党再編はどうなるのか。

 この間に「1強」自民党の安倍晋三首相は、党総裁選挙で大方の予想通り3選。これを受けて第4次改造内閣をスタートさせた。さて、そのかじ取りやいかに。

 4日付の本紙によると、共同通信社の全国世論調査で、内閣改造と自民党人事を「評価する」との回答は31・0%。「評価しない」の45・2%をかなり下回った。

 この数字をどう見るかは別として、大事なのは「評価する」「評価しない」に込めた国民の思いの中身だ。安倍首相をはじめ各閣僚の理解・認識の程度がそのうち、明らかになるだろう。

 対する野党側はどう戦うか。「在庫一掃、閉店セール内閣」というネーミングのセンスは悪くないと思うが、要はしっかりした対抗軸を築くこと。状況は厳しいですよ。(北)

 

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