国原譜
テレビや映画で活躍した名脇役の女優がま…
テレビや映画で活躍した名脇役の女優がまた一人旅立った。 菅井きんさん、92歳。
テレビ時代劇「必殺」シリーズで、主人公の中村主水(もんど)をいびる姑(しゅうとめ)役として、同シリーズには欠かせない存在だった。
ラスト直前に「ムコ殿」の藤田まことさん、娘役の白木万理さんと菅井さんの3人が登場するシーンは、奇妙な緊張感もあったりして、毎回見ものだった。シリアスな殺陣シーンの後の、あのほんわかとした空気感があればこそ、茶の間に受け入れられ、あれだけの長期シリーズにつながったのだろう。
映画では「生きる」「天国と地獄」といった黒澤明監督作品、「砂の器」「八甲田山」「お葬式」といった数々の日本映画の名作に出演。さまざまな役をこなし、その存在感を示していた。
テレビでは木下恵介劇場(アワー)でも“常連”で、期せずして日本を代表する監督2人に愛されたことが分かる。
82歳だった平成20年には、映画「ぼくのおばあちゃん」で初主演、「世界最高齢映画主演女優」としてギネスに認定された。記録にも記憶にも残る女優だった。(恵)
テレビ時代劇「必殺」シリーズで、主人公の中村主水(もんど)をいびる姑(しゅうとめ)役として、同シリーズには欠かせない存在だった。
ラスト直前に「ムコ殿」の藤田まことさん、娘役の白木万理さんと菅井さんの3人が登場するシーンは、奇妙な緊張感もあったりして、毎回見ものだった。シリアスな殺陣シーンの後の、あのほんわかとした空気感があればこそ、茶の間に受け入れられ、あれだけの長期シリーズにつながったのだろう。
映画では「生きる」「天国と地獄」といった黒澤明監督作品、「砂の器」「八甲田山」「お葬式」といった数々の日本映画の名作に出演。さまざまな役をこなし、その存在感を示していた。
テレビでは木下恵介劇場(アワー)でも“常連”で、期せずして日本を代表する監督2人に愛されたことが分かる。
82歳だった平成20年には、映画「ぼくのおばあちゃん」で初主演、「世界最高齢映画主演女優」としてギネスに認定された。記録にも記憶にも残る女優だった。(恵)