国原譜
梅雨末期の長雨が降り続いている。南から…
梅雨末期の長雨が降り続いている。南から暖かく湿った空気が流れ込み、本州付近に停滞した梅雨前線が活発化。各地で被害が発生している。
県内では6日午後3時半現在、大和郡山市の男性が行方不明となり、床上・床下合わせて5棟の浸水被害が発生。1市2町で避難勧告、2市でより緊急を要する避難指示が出された。
災害が少ないとされる本県だが、度々大きな水害に見舞われている。近年では死者行方不明者20人以上の被害があった平成23年の「紀伊半島大水害」が記憶に新しい。
奈良盆地内の被害では、昭和57年の「57水害」が挙げられる。大和川をはじめ各河川が氾濫し、床上・床下浸水は1万2398棟に及んだ。筆者もテレビで見た水に沈んだ王寺駅の電車が記憶に残っている。
数年前、発生から30年の特集記事で被災者を取材した。どの人も昨日の事のように話され、あらためて水害の恐ろしさを感じた。
奈良気象台によると、県内ではきょう7日も雨が降り続き、夕方まで雷を伴い激しく降るところがあるという。今後も細心の注意が必要だ。(法)
県内では6日午後3時半現在、大和郡山市の男性が行方不明となり、床上・床下合わせて5棟の浸水被害が発生。1市2町で避難勧告、2市でより緊急を要する避難指示が出された。
災害が少ないとされる本県だが、度々大きな水害に見舞われている。近年では死者行方不明者20人以上の被害があった平成23年の「紀伊半島大水害」が記憶に新しい。
奈良盆地内の被害では、昭和57年の「57水害」が挙げられる。大和川をはじめ各河川が氾濫し、床上・床下浸水は1万2398棟に及んだ。筆者もテレビで見た水に沈んだ王寺駅の電車が記憶に残っている。
数年前、発生から30年の特集記事で被災者を取材した。どの人も昨日の事のように話され、あらためて水害の恐ろしさを感じた。
奈良気象台によると、県内ではきょう7日も雨が降り続き、夕方まで雷を伴い激しく降るところがあるという。今後も細心の注意が必要だ。(法)