【奈良マラソン2024・動画あり】フルマラソンとペアリレーマラソン、世界遺産10Kスタート
「奈良マラソン2024」(同実行委員会主催、奈良県・奈良市・天理市・奈良新聞社など共催)は8日、奈良市法蓮佐保山4丁目のロート奈良鴻ノ池パークを発着点に、午前9時にフルマラソン(42・195キロ)とペアリレーマラソン(42・2キロ)が山下真知事の号砲で、同9時35分に世界遺産10K(10キロ)が鈴木千恵美奈良市副市長の号砲でスタートした。
フルマラソンに1万2739人、ペアリレーマラソンに356人、世界遺産10Kに4499人がエントリー。それぞれロート奈良鴻ノ池パークを発着点に、フルマラソンは平城宮跡を経て天理市内を折り返す高低差のあるコースを、今回から新たに登場したペアリレーマラソンはフルマラソンのコースを石上神宮を中継点に前半(25・7キロ)と後半(16・5キロ)の2区間に分けて走る。世界遺産10Kは昨年から一部コースを変更、古都奈良の文化財として世界遺産登録されている東大寺や春日大社に加え、清涼な空気が漂う奈良公園の奥がコースに追加された。
ランナーの通過に合わせ、午前8時30分ごろから午後3時ごろまで奈良市と天理市を中心にコースや周辺道路で交通規制が続くため、事務局が協力を呼びかけている。
奈良マラソンは2010年、平城遷都1300年を記念して始まった。今回が15回目の開催で、「15一会(いちごいちえ)走る奈良」というキャッチコピーが設けられている。