【衆院選2024】物価高上回る賃上げ 田野瀬 太道候補(50)=自民前= - 衆院選候補第一声 奈良県3区
第50回衆議院議員総選挙が公示された。奈良県の選挙区は1区に5人、2区、3区に4人ずつの計13人が立候補。裏金の存在が明るみになり、政権を揺るがした「政治とカネ」の問題、物価高対策、また防災や増加する防衛費など、私たちの明日を決める選挙の12日間の舌戦が幕を開けた。
田野瀬候補は午前9時半から橿原市の近鉄橿原神宮前駅中央出口前広場で出陣式。3区内の首長や自公の県議、市議、支持者ら約500人(陣営発表)が駆け付けた。
田野瀬候補は「日本経済再生政策が選挙の一番大きな争点。物価高を上回る賃上げで経済の好循環をつくりたい」と主張。また、隣国の挑発行動や南海トラフ地震に備える防衛力、防災機能の向上が必要とし、「これらの公約を実現できるのは安定した自公政権しかない」と述べた。
さらに県内の道路整備や自治体独自のまちづくりなど「地方創生に力を入れたい」と訴えた。