バンビシャス奈良、今年こそ目指せ優勝 奈良クラブ、残留へ踏ん張りどころ 「大和ハウス工業」従業員らに勝利誓う
ともに奈良県に拠点を置くサッカーJ3リーグの奈良クラブとバスケットボールB2リーグのバンビシャス奈良は1日、両チームのパートナー企業「大和ハウス工業」(本社大阪市)の奈良工場(奈良市西九条町)を訪れ、5、6日に行われる「大和ハウスグループDAY」を従業員ら約500人にPRし、来場を呼びかけた。
奈良クラブは5日、ロートフィールド奈良で現在リーグ首位の大宮アルディージャとJ3残留を懸けた試合を行う。一方、新シーズンの開幕を迎えるバンビシャス奈良は両日、ロートアリーナ奈良で青森ワッツと対戦する。
この日は、奈良クラブの浜田満社長、都並優太、鈴木大誠、バンビシャス奈良からは加藤真治代表、小林遥太、古牧昌也、チームキャラクターのシカッチェが参加。浜田社長は「Jリーグ2年目。20チーム中18位と厳しい状況であるが、残留すべく全力で戦っているところ。5日はぜひご家族などでお越しください」と呼びかけた。加藤代表は「昨シーズンや日頃のサポートの感謝とともに開幕戦は多くの人に来てほしい。選手も頑張っているので、シーズンを通して皆さんの声援をお願いします」とあいさつした。
また、同工場建築生産管理課の脇坂雅昭課長がバンビシャス奈良の選手らとパスをつなぎ、フリーシュートを決めるなどして両チームの飛躍を祈念した。西本武志・同工場長は「奈良クラブはJ3残留に向けてすべての試合で勝ってほしい。また、バンビシャス奈良は優勝を目指して頑張ってほしい」と両チームへエールを送った。