12月14日に「第2回飛鳥・藤原まるごと博物館」検定 10月31日まで受検者募集 受検会場は奈良県内2カ所と東京
世界遺産登録を目指す「飛鳥・藤原の宮都」の魅力について深く理解してもらおうと、古都飛鳥保存財団(奈良県明日香村)は12月14日にご当地検定「第2回飛鳥・藤原まるごと博物館」検定(公園財団共催)を実施する。10月31日まで受検者を募集している。
今年2月の第1回検定は初級編として274人が受検、235人が合格した。第2回は初級編と、第1回初級編合格者を対象にした中級編を行う。
初級編の出題数はマークシート方式(四者択一)で70問以内。内容は飛鳥・藤原地域の文化観光資源とその歴史的背景に関する基本的な知識レベルで、「飛鳥・まるごと博物館公式テキストブック」(淡交社)の中から90%以上を出題する。そのうち公開特別テーマ「蘇我三代とその時代」で7問を設定。60%以上の正解が合格になる。
中級編はマークシート方式(同)で100問以内を出題し、高度な知識レベルを問う。公式テキストブックからは70%以上を出題する。70%以上の正解が合格になる。いずれも合否の結果は2025年1月中旬ごろに郵送する。
受検会場は、飛鳥・藤原会場(橿原市久米町の市商工経済会館)、奈良会場(奈良市帝塚山7丁目の帝塚山大学東生駒キャンパス)、東京会場(東京都文京区の公園財団)の3会場から選択する。
受検時間は初級編が午前10時半から、中級編が午後2時から(いずれも制限時間90分)。受検料は初級編・中級編とも3300円、20歳未満は青春割引で2200円(いずれも税込み)。古都飛鳥保存財団ホームページ内のオンラインシステムから申し込む。
第3回検定は中級編合格者対象の上級編を加えて2025年冬の実施を予定。
問い合わせは、古都飛鳥保存財団「飛鳥・藤原まるごと博物館」検定係、電話0744(54)3338。