「逆境の中で自己改革を」 村本・JAならけん経営管理委会長ら
奈良県農業協同組合(JAならけん)の村本佳宜・経営管理委員会会長、栗原圭一・代表理事理事長、前田好章・代表理事専務理事が1日、就任あいさつで奈良新聞社を訪れた。
村本会長は「資材の高騰など農業を取り巻く環境は厳しいが、今年度は中期経営計画3カ年の最終年度。JAならけんとして自己改革し、さらなる進化を遂げたい」と抱負。
栗原理事長は「取り巻く環境が厳しいのはJAだけでなく農家も同じ。秋の肥料代の値上げが予定されているが、JAならけんとしては据え置きを決めている。営農現場の声を聞いてしっかりとやっていきたい」。前田専務理事は「先日(6月29日)の通常総代会でJAならけんへの期待を改めて感じた。今後は県農業の方向性を示して農業をいかに安定させるかが大切。次期中期経営計画をどうするのか責任を感じている」とそれぞれ意欲を述べた。