防災グッズで備えを ソロプチ奈良―まほろばが奈良市に1000セット寄贈

女性の世界的奉仕団体、国際ソロプチミスト奈良―まほろば(中村敦子会長)は26日、「ひとり親家庭支援」として、防災グッズ「携帯防災対策7点セット」1000個を奈良市に寄贈した。
同市二条大路南1丁目の奈良市役所で行われた寄贈式で、中村会長は「自然災害が多発している。使われない事が望ましいが、防災グッズで自分の命は自分で守るという意識を高めてほしい。今後も皆さんのお役に立てる奉仕活動を続けていきたい」とあいさつし、仲川元庸市長に目録を手渡した。仲川市長は「3年連続してひとり親家庭への支援を頂き、大変ありがたい。配布するときに皆さんの思いをしっかりと伝えさせていただく」と感謝を述べた。
同セットには、圧縮タオル、アルミブランケット、対策マニュアル、カラビナ(開閉できる金属リング)、ホイッスル、ポーチ、アルミライトが含まれる。市のフードバンク事業で食品申し込み(今回分は締め切り済み)のあった家庭約1000世帯に配布される予定。