金剛 一智候補(67)=無現= 「住民が幸せな町」に - 奈良県宇陀市長選挙 候補者第一声
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5日に告示された奈良県宇陀市長選挙は、ともに無所属で元職の高見省次候補(64)と現職の金剛一智候補(67)、諸派で新人の松下幸治候補(51)の3人が立候補を届け出た。各候補は市の将来に向けたそれぞれの思いを声に、7日間の選挙戦をスタートさせた。
金剛陣営は午前9時から、同市榛原篠楽の選挙事務所前で第一声。県内の市町村長や県議ら支持者約300人(陣営発表)を集めて出陣式を開いた。
井上源一後援会長は「真面目すぎるくらいの人柄。1期目の業績を認めていただき、次の4年間しっかりと仕事をさせてもらいたい」とあいさつ。地元選出の田中惟允県議や県市長会長の小紫雅史生駒市長、連合奈良の水野仁会長らもマイクで支持を呼びかけた。
金剛候補は「人口減少、少子高齢化などの大きな波が宇陀を襲っている。積極的に未来を開くしか生き残る方法はない。住民が安心して幸せになる町を目指し、先頭に立って多くの課題に挑戦していきたい」と支持を呼びかけた。
また「『宇陀はここにあり』の気持ちで、日本を宇陀から変えていく、強くしていく気概でいっぱい。全身全霊で頑張ってまいります」と決意を述べた。
このあとガンバローコールで必勝を誓うと、支持者と握手を交わして選挙カーに乗り込み、出発した。