歴史文化
東大寺境内に棲む動物たちの夜を鮮明に 奈良市在住の写真家、木村さんが写真集
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ムササビやアライグマ、タヌキなど
奈良市在住の写真家、木村昭彦さん(69)が、東大寺境内に生息する動物をテーマにした写真集「東大寺境内に棲む動物たち―撮影記録より―」(共同精版印刷)を出版した。奈良市雑司町の同寺に出没するムササビやアライグマ、タヌキなど10種の動物を、10年間に渡って撮り続けた写真と自身で書いた撮影記録から紹介している。昼間は姿を見せない動物たちの活動的な姿から境内で生きる命が伝わる写真集だ。