咲き誇る薄紅堪能 - 春爛漫―大和路サクラ紀行【1】郡山城跡
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きょう4月7日まで大和郡山で「お城まつり」
大和路はまさに春爛漫(らんまん)。今年は2月後半から寒い日が多く開花が遅れたものの、奈良県内の桜も満開の便りがほとんどに。盛りを迎えた各地の名所を巡る。
「日本さくら名所100選」の一つ、郡山城跡一帯(大和郡山市)は、きょう7日まで「お城まつり」が開かれ、多くの花見客でにぎわっている。
筒井順慶の築城(1580年)に始まり、豊臣秀吉の弟、秀長の居城でもあった。壮大な石垣が往時をしのばせ、天守台からは奈良盆地を一望できる。
堀を囲むように咲き誇るソメイヨシノやヤマザクラは「御殿桜」と呼ばれ、その数600本。散策路も整備されている。お城まつり期間中は午後6時から同9時まで天守台がライトアップされ、ぼんぼりの下、夜桜も楽しめる。
問い合わせは同市観光協会、電話0743(52)2010。