奈良プロバスクラブが10周年 90人が奉仕活動の輪広げる決意
社会奉仕団体「奈良プロバスクラブ」(久保田実雄会長)の創立10周年記念式典と祝賀会が18日、奈良市三条本町のホテル日航奈良で開かれ、会員ら約90人が参加した。過去の活動を振り返り、今後も活動の輪を広げていく決意を新たにした。
同クラブは2014年に奈良ロータリークラブの提唱で発足。専門職や実業人をリタイヤ、セミリタイヤした60歳以上(女性は50歳)で組織され、現在の会員数は43人。清掃やチャリティーなど、幅広く活動している。
式典で久保田会長は「個性の花を咲かせて楽しく15周年を目指していく」と力強くあいさつし、会員や関係者らに感謝を伝えた。続いて小林茂樹衆院議員や奈良ロータリークラブ会長の河野良文さんらが祝辞を述べた。
奈良市への寄付金贈呈式もあり、療養中の仲川元庸市長に代わり、野儀あけみ・子供支援センター長に久保田会長が30万円の目録を手渡した。
午後は祝賀会が行われ、獅子神楽やよさこい踊りなどの余興がにぎやかに披露された。