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高市・橿原ダブルピースが優勝 - 第19回奈良県卒部少年軟式野球大会

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【決勝・高市・橿原ダブルピース―王寺・河合スポーツ少年団レッド】高市・橿原は3回、2死満塁から更岡が左越えのランニングホームランで本塁に滑り込む=御所市民運動場

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 第19回奈良県卒部少年軟式野球大会(FINAL LEAGUE2024)第15日最終日は2日、御所市池ノ内の御所市民運動場で決勝トーナメントの準決勝、3位決定戦、決勝を行い、決勝は高市・橿原ダブルピースが4―0で王寺・河合スポーツ少年団レッドを下して優勝した。

 

 決勝は0―0で迎えた三回、巽の左前打、続く田中の中前打、さらに八幡の四球で走者をためて2死満塁とし、更岡が四番打者の期待に応えて左越えのランニングホームランを放ち一挙4点を先制。この4点を投手4人で守り切った。

 

 王寺・河合スポーツ少年団レッドは最後まで打線がつながらなかった。

 

 3位決定戦は香芝ブラックサンダーズが11―1の三回コールドで郡山オールスターズを退けた。

 

 香芝は初回、先頭松本の三塁打を足がかりに連打を浴びせるなどしてこの回3点を奪って主導権を握り、二、三回にも4点ずつ加点し試合を決定づけた。

 

 郡山は三回、タイムリーで1点返し一矢報いた。

 

 準決勝第1試合は高市・橿原ダブルピースが1―0で郡山オールスターズを下した。ゼロ行進で迎えた五回、2死一、二塁から更岡が中越えのタイムリーを放ち、時間切れの1点を加えてサヨナラ勝ち。

 

 同第2試合は王寺・河合スポーツ少年団レッドが香芝ブラックサンダーズに5―4の辛勝。王寺・河合は二回までに5点を奪い、香芝は四、五回に1点差まで詰め寄ったが惜しくも時間切れ。

 

 最優秀選手賞は更岡翔輝(高市・橿原ダブルピース)が獲得。優秀選手賞は平田裕雅(王寺・河合スポーツ少年団レッド)、永船留至(香芝ブラックサンダーズ)、菅田咲希(郡山オールスターズ)が選ばれた。

 

 ブロック長賞はAブロックでは古都会AKM(チーム受賞)、Bブロックは藤井沙空(オール磯城)、Cブロックは吉野オールスターズ(チーム受賞)、Dブロックは福島壮(葛城BBC(A))が受賞した。

 

▽準決勝第1試合

郡山オールスターズ 0―1 高市・橿原ダブルピース

(時間切れ)

 

▽第2試合

香芝ブラックサンダーズ 4―5 王寺・河合スポーツ少年団レッド

(時間切れ)

 

▽3位決定戦

郡山オールスターズ 1―11 香芝ブラックサンダーズ

(三回コールド)

 

▽決勝

王寺・河合スポーツ少年団レッド 0―4 高市・橿原ダブルピース

 

【王】孤杉―田広

【高】巽、田中、北平、辻井、巽、田中―更岡

 

▽本塁打=更岡(高)

▽三塁打=田中(高)

▽二塁打=田中(高)

 

優勝した高市・橿原ダブルピース=同

 

 

準優勝した王寺・河合スポーツ少年団レッド=同

 

 

 

2024年3月9日付・奈良新聞に掲載

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