新人の松下氏が出馬表明 - 奈良県宇陀市長選
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任期満了(6月27日)に伴う奈良県宇陀市長選挙で、元奈良市議で新人の松下幸治氏(51)=諸派=が7日、出馬の意向を表明した。同市長選には再選を目指す現職の金剛一智氏(66)=無所属=が立候補の意思を示している。
橿原市内で記者会見した松下氏は、市の行財政について「人口2万7千人の町で事業を行うには過大な予算編成で、このままいくとジリ貧になる」と述べ、「地に足がついた政策を推進していきたく出馬を決めた」と理由を説明。
人口が増え続ける市を目指し、市議会や市組織の改編、企業誘致や起業促進による雇用創出のほか、市職員の人数と年収の削減、市内小中学校の統廃合などに取り組みたいと語った。
松下氏は大阪市出身。阪南大学を卒業後、会社員などを経て2013年の奈良市議選に初当選し2期8年務めた。政治団体代表。